(執筆:モリスン)






 前書き


大変長らくお待たせしました。

ごく少数の若鶏ファンの方々から、「はやく更新してくれ」との要望を耳にしてはいたのですが、

なかなか時間の都合というものがつかず、更新について怠惰の気持ちが生じたのも否定できません。

私の相方(Y氏)も卒業式の送辞の任に命じられるほどなので、更新も手付かずですが、

温かい目で見守っていただければ幸いです。

それでは第4回目となるブラックバレンタインをどうぞ。















まずは第4回となるブラックバレンタイン(以下BV)を実行することができ、

非常におめでたい、感無量の気持ちです。

最近は「4」という縁起の悪い数字がよく目に付くように私は感じます。

というのも、おみくじで「4番」を引いたり(小吉でしたが)、何かの選択の場面では4番目を選ぶことが多かったのです。





余談でしたね。

ところで、なんとこのBV4を実行するにあたり、半年前から計画が練られていたという事実を公表いたします。

半年前、そう、あまり思い出したくない時期でしたが、その時の舞い上がりというかテンションは著しいものでした。

そんな中時折、「ヴァレンタインが楽しみだな。」なんて思いに駆られることがありました。



そうです。 「思いついちゃった」のです。

独創的なアイディアは考えて生まれるものではなく、ふとした瞬間に生まれるものです。







よし Y氏をはめてやろう、 と。







私は思いつきました。 PCモニターの前で不適な微笑を含んだ顔で。

そして、その刹那にY氏をはめる作戦の概要が出来上がりました。

その作戦というのは後ほど説明するので、「そんな作戦が…?」というぐらいに留めておいてください。





忘れないうちに他のメンバにメッセンジャーでその旨を伝えました。

I氏からは若干反対の意思が伺えましたが、今回は参加できなかったGola氏には絶賛されました。

伝説のキコリストが参加辞退という件については、残念な思いがありますが、

彼はクリスマス前から「逆転」に成功し、完全に現実に溺れる人間になってしまったので、

あんな酔っ払い、もうどうだっていいです。





メンバの話もでてきたので、ここでいつものメンバ紹介をしておきます。














BV3 (モザイクははずせません♪)

● モリスン BV3 精神年齢が停滞している、成長の見られない管理人です。
今回のBVにあたり、またもやリーダー的な立場を拝命しました。

● I 氏 さすが場所提供の神。多忙な連休の合間を縫って提供してくれました、
イケメンねこ系ドラマー。 最近はもっぱらバンド活動?

● Tashiro 氏 前々から参加したかったとの厚い希望があり、今回参加することになった、
イケメンダンディー系ボーイ「Tashiro」です。彼女募集中です(未確認)

● kinoko 氏 この人も…よくも毎年来てくれるものです(笑)
今年も若鶏の紅一点。 クッキング部と新聞部の限りない融合を駆使し臨んでくれます。

● okazu 氏 最近、引越しした半ヴィジュアル不思議メガネ理系ボーイ。
午前中は写真係をお願いしました。

● TAKA 氏 当日になって呼びました。 バックミュージック担当です(嘘)
パンクでメガネなハイコントラストボーイです。彼女募集中(断定)

● Y 氏 今回の第一ターゲット、そして午後から参加。インテリ学年トップメガネ系ボーイ。
夢に向かって勉強A 彼女なんて要りません。(これは嘘です。)





とまぁ、こんな感じです。



ここで、何故「Y氏」を標的にチョイスしたのか、それをお話しようと思います。


なぜこの話をするかというと、まずは普通に目的がなければいけないな、というのと、

Y氏に今回のBV4の全貌を熟知してもらうためであります。







彼は、高校に入ってからというものの「高校生活への諦観」をすぐにも感じ始め、

勉強に励む毎日に彼自身のアイデンティティーが失われていくのに、私は気がつきました。



昨年は、食うはずもなかったチョークを食わされるということがありました。

でもチョークを含み苦しみに悶える中に一瞬、生き生きさ、生命感が見えたのを覚えています。



チョークを食わせることによって、満身創痍まんしんそういの彼に心の安堵をもたらすことができました。


つまり、


Y氏 チョークを食わせる = Y氏 元気になる


ということです。





この公式が成り立つか否かは別として、



現在、東大合格B判定といわれるほどの学力が出来上がっているということは、

それ相当の努力をし、辛いものからも逃げず耐えしのいだであろうボロボロの精神があり、

ナーヴァスネスをひたかくしに隠していると、親友として感じ取ります。



親友としてすべきことは、唯一つ。

Y氏を元気付けることしかありません。

しかし、頭のいい人の考えることは凡人の私には到底推測が行き届きません。


わかっていることは、チョークを食わすと元気になることだけ。


つまり、やることは一つしかありません。







Y氏にはチョークを食べてもらいます。







これは、悪意をもって言っているわけではありません。

あくまでも心の支えの一助になってくれたら… という優しさからという風に受け取ってください。


という理由で、・・・いや、













という名目でBV4を始めました。(今までのは全部意味のない文章でした。ドンマイ。)















Y氏抜きでメンバは2月12日
(この日は高校受験のため私たちは家庭学習日でしたが、学習なんてしません。)


の午前9時過ぎには集まり、

午後2時にY氏にくるよう伝えておいたので、それまでにどうやってチョークを食べさせるか検討し、

それを基に、調理に取り掛からなければなりませんでした。





Y氏が書いた「Eat chalk」からスクレイピングしますが、


あの時僕は確かにチョークを食べましたが、今後は食べないだろう、というのが僕の予想です。


と、綴っていたのを覚えていますか?


彼はチョークに対して少なからず警戒があるはずです。


口に運ぶまでに「これはチョークか?」と悟られれば、それを食べるプロバビリティはZEROです。


いかにして悟られないようにチョークに技巧を凝らすかが懸念されます。





kinoko氏の活躍に注目したいところです。


が、今回は新人のTashiro氏が活躍してくれました。(笑)


後ほどその活躍ぶりを目の当たりにすると思います。





1ページ目にしてかなり前置きが長くなりすぎたとここまで書いておいて気づいたので、

自重してそろそろ内側へ迫りたいと思います。









材料


チョコレート と チョーク





別にこれで十分なんですけど、流石にアレなんで、寝起きのI氏以外で買出しにいきました。

ちなみにKinokoさんが最初に来宅したんですが、I氏は寝ていて起こすハメになったようです。











…今頃になって言うのもなんですが、

チョークを食した場合の安全性については「Eat chalk」で実証済みです。

無用な心配はせずに、安心してご覧になってください。



また、「チョークは食べてはいけません」ってR5指定レベルですよね。

いかに僕らがアホウで稚拙なのかが身にしみて理解できます。
(しかもチョーク摂食に関しては私は人生3度目になります。アホウですね。)


ただ、「お前らバカだろ。」と本気で言われたくはありません。(苦笑)






…で、まぁ色々と買ったんですが目ぼしい物(変な意味で)は特になかったので、


モリスンとTakaで「いちご大福」を購入しました。

I氏宅でいちご大福のテイストをシェアリングし、デリシャスとフィーリングしました。(?)











満面の笑みで食しました。 要は美味だった、ということです。



その他もろもろオヤツや午後ティーを買って、いよいよチョークの加工が始まります。



まず、チョークをどう加工していくかについてですが、良案がでませんでした。



とりあえず、okazuがダイソーで購入したと思われる「カラーチョーク(炭酸カルシウム)」が、


あまりにも毒々しかったので、すでに「Eat Chalk」で実証済みとは言っても不安なので、


実際に、



















安 全 確 認 。

































Oh, No probrem!!































…これで、安全であることが確認された(?)ので、なんのためらいもなく食わせることができます。



とりあえず安全の是非は片付いたのですが、

ただ呆然と「シガーフライ」とかいう、スナック菓子を食いながら、

時間だけが過ぎていこうとしていました。







これがシガーフライです。 食べたことあるでしょ?

(Google 画像検索より)





勘違いしないでほしいのですが、ここは梶谷食品のホームページではありません。





……で、この「シガーフライ」… めちゃくちゃおいしいんです。



食べているうちに、この「シ(略)」にヒントを貰ったのです。





















よくみるとこの「シ」……、









チョークを加工すれば、シのこんな形 ⊂二二⊃ にできそうじゃないか…と、



思えないですか? (思えなかったキミは今すぐゴートゥーヘヴン!!)













okazuのダイソーチョークを手に取り、モリスンは加工に着手しました。





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