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  簡易書留 一言で言うとテキスト? 違う 簡易書留だ!
 
 
 ボランティア精神



中学校での話。

その日は卒業式の前日。俺は2年生で、卒業生を送る身である。

卒業式の前日の5時間目 といえば卒業式の準備だが、
その日は途中から後の準備(最後の仕上げ)は、生徒会長やら何々委員長やら、いわゆる執行部と、それを手伝うボランティアで行うことになっていた。

俺は成り行き と言ってはアレだが、気がついたらボランティアとして残っていた。
ただただ純粋な良心でボランティアをしたい というわけではなかったが、皆色々頑張ってる中で帰るのも気が引いたので、残った。という感じ。


俺はそれなりに仕事をしていて、「役に立ってる」という気持ちはあった。

ただ、
「役に立つ」だけで良かったんだけど、他に利益があった。

手伝っていたら、ある教師が何かメモしている。
・・・覗いてみると、どうもボランティアに参加した人たちの名前を書いてるらしい。


なんのためにメモしてるのか俺には一瞬分からなかったが、友達に聞いてみるとすぐに返事が返ってきて、それを聞いた俺もそれが何かすぐに分かった。

これはどうやら内申に関係があるらしい。

ボランティア行動は、調査書 いわゆる内申書を書く時には結構な武器になる。
学校への奉仕、公共心などの欄に「○」がつくかどうか という話。
そりゃあ何もしてなかったら○なんてつくはずがないから、こういう数少ない機会でやっとかないとそう簡単にくれはしないだろう。


だから、こういうボランティア活動の様子を見て、個人個人の成績を集めている・・・
と、



これっておかしいんじゃない?



ボランティアっていうのは、辞書で調べたところ
「自発的にある事業に参加する人。特に、社会事業活動に無報酬で参加する人。」
という意味らしいが、今回ボランティアとして集まった人は、ボランティアじゃないような気がする。
ボランティアをすることによって、分かりやすく言うと「成績が上がる」
ということは、これは無料奉仕?
確かに金はくれないが、働くことによって得るものがある。 
俺が思うに、ボランティアの意味としては何か違うんじゃないかと。

最初、教師は「この後執行部の人とそのボランティアの人で最後の仕上げをするから」
と言っていたが、「ボランティア」と聞いて帰った人も数多くいるんじゃないかと思うと、言い方を改めたほうが良いと思う。


でも、このことを友達に話してみると、
「そんなもん、最初に『ボランティアしてくれる人はちゃんとメモとるからな』とか言ったら、それ目当てにボランティアする人が増えるだろうが。そんな事を言われんでも、自分からやる人を教師は見てるんだよ」
と、まとめるとこのようなことを言われた。


言われてみると、そのときは筋が通っていて納得した・・・・ように思った。
が、その後色々考えたら、自分の結論としては、やっぱり少しおかしいような。



どうしてかというと、教師が生徒に呼びかけるとき、
「この後執行部の人とそのボランティアの人で最後の仕上げをするから」
というのはウソになる。
まぁこれは人によって考え方が色々違うと思うが、俺はこのケースでは「ボランティアの人で」という言い方はよろしくないと思う。
他の言い方は色々あると思うが、とりあえず「ボランティア」という言葉以外ならなんでもいいと。

それと、これはただ俺の率直な気持ちだが、
そういう事ででコソコソメモをとっている教師に対して、

何か嫌気が差す。
「教師ってやつは・・・」と思う。

ので、結局色々考えなくても、どういう考え方が正しかろうと、俺はこういうのは
ナンセンス(?)じゃないかと

思った中2の冬でした。




・・・・色々な人の感想を聞きたいです。




文 geruman